6月19日(木)に都内で弊社お得意様ご主催の安全大会でコント山口君と竹田君の「思い込みがミスの“素” ~日々全く同じ仕事はない~」というテーマの講演を聴いてきました。
4月上旬にコント山口君と竹田君の旧知のHマネージャーからお二人での講演を考えたいという相談を受け山口君も交えテーマ、構成、内容など話し合い、こちらからのリクエストもお伝えし講演の中身を作り、構成して頂いて初めての講演会でしたし、この後も数本の講演をお願いしていましたので私が聴かない訳にはいかない現場でした。
実はこの日たまたまですが同じ会館の別の会場でも弊社のお客様ご主催の講演会で辺真一(ピョン・ジンイル)先生をお願いしておりました。
また、余談ですが本当の話でついつい笑ってしまいましたがコント山口君と竹田君の方の主催者ご担当者のご本名が千葉真一さんで、千葉さんの中学の同級生に何と野際陽子さんという方がいらっしゃったとのこと、さらに辺さんの方の主催者会長様のお名前が「モリヤ ヒロシ」さんで何とも不思議な日でした。
今年コンビ結成30周年を迎えられたコント山口君と竹田君のお二方は「くりぃむしちゅー」の有田哲平さんと上田晋也さんの師匠だと申し上げると「へぇ~」と仰られる方がほとんどです。
さて、講演の方はと言いますとコントで勢いよくスタート。コントの中に主催者名やお偉い方々のお名前を巧みに取り入れ、笑いで会場を一杯にし一気に和やかな空気を作ってしまう運びはさすがです。
またコント終了後すぐに、竹田君がクリーニングから返ってきたまま当然上下揃っているだろうという“思い込み”で衣装のスーツのズボンを本当に忘れたというオチまであり、チグハグな衣装もネタではなく計算していないマジボケで笑いを取り、失敗を笑いに変えてしまう所もさすがです。
聴衆の中からいじっても決して怒らなさそうな方を選ぶのもキャリアがなせる技とでも言いましょうか、やはりさすがです。
お二人それぞれの面白思い込みの実体験談、独立したばかりの時にマネージャーにガチで騙されてしまった時の思い込み、それらの経験や失敗から学んだ数々の事、STAP細胞に揺れる理研の時事ネタも交え、そしておそらく聴衆の方々の参考になるであろう話を偉ぶることなく楽しくわかり易くされた。
仲の良いコンビが非常に少ない中でたぶん筆頭に上げられるほど本当に仲が良いお二人です。今回の二人での講演という新しいスタイルもどちらか一人が講演をして稼ぐのではなく、一人当たりのギャラが少なくなっても二人での仕事を増やして、二人でやっていきたいという意思の表れです。私も初めての「二人講演」も全く違和感なくすんなりとお二人の世界へと入り込めました。
最後に竹田君が俳優の大滝秀治さんから教えられた「人生とは?」というエピソードを披露された。
大滝さん:「人生とは自信を持たなきゃいけないんだよ。謙虚でいなきゃいけないんだよ。自信の上には何がある?」
竹田君:「すいません、わかりません」
大滝さん:「驕りがあるんだよ。じゃあ謙虚の下には?」
竹田君:「わかりません。」
大滝さん:「卑屈がある。竹田君、この世界で長くやっていくんだったら自信と謙虚の間で生きなきゃいけない。それが人生、それを探す旅なんだよ。」
と竹田君が話し終えると間髪入れず山口君が「まだ活かされてないな。」とツッコミを入れ会場中大爆笑。
そして続けて「良い話を聞いて為になったと思い込み勘違いしている竹田君のようにならないで下さい。」と講演を締め括られた。
終了後Hマネージャーに僭越ながら良かった点、改善して欲しい所、もっとこうして貰えないかという要望をお伝えし、この後の弊社でお願いしている講演会へ向け“改良工事”を依頼し、見事に応えて下さりこの後に行われた弊社依頼の講演会は全て大好評で終えることが出来ました。
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