1940年1月1日福岡県生まれ。
早稲田大学中退。
仙台白百合女子大学客員教授。
福岡県嘉麻市特別名誉市民。実力制6人目の名人。
1954年8月1日、史上初の中学生棋士として14歳7ヵ月でプロデビュー。
以後毎年昇級昇段を重ね、史上最年少となる18歳3ヵ月で順位戦最高峰A級八段に登りつめ、『神武以来の天才』と呼ばれ一世を風靡する。この記録は、藤井聡太七段も更新不可能な空前絶後の偉業である。
20歳史上最年少名人挑戦をはじめ数々の最年少記録を樹立、保持する一方、1982年史上最長となる10番勝負の末、名人位獲得。ほか十段(竜王位の前身)、棋王などタイトル獲得は合計8期、棋戦優勝回数23回(歴代4位)、生涯通算成績2,505局(歴代1位)1,324勝(歴代3位)、順位戦最高峰クラスのA級在籍36期(歴代2位)を誇る。
19世紀・20世紀・21世紀の各世紀生まれの棋士との公式戦対戦経験のある、史上唯一の棋士。
1950年代から2000年代までの全年代に於いて、順位戦最高峰A級に在籍経験のある、史上唯一の棋士。
2017年1月、史上最高齢対局記録更新、同年1月史上最高齢勝利記録樹立。
2017年6月20日、公式戦からの引退。
現役期間は史上最長の62年10ヵ月。
なお現役時代を通じて、一度の休場、不戦敗もない。
日本郵便、NTTドコモ、ネスレ日本などCM出演あり。
JA機関誌『家の光』誌上にて1959年9月より詰め将棋連載開始。2019年9月、丸60周年を迎える。
カトリック麹町聖イグナチオ教会にて、結婚講座講師を夫婦で務め36年目。
2019年11月9日~12月22日 広島県[筆の里工房]にて自身初、棋士初となる書の大型個展『勝負師のことば、勝利の筆跡 ひふみの言葉より』展開催決定。