4月10日名古屋で弊社お客様主催の研修会で菅野朋子先生の講演を聴いてきました。
「最近の労働トラブルと対処法」というテーマでした。
『講師同行サービス』を利用しての出張となりました。
余談ですが往きの新幹線では通路を挟んで私たちの隣の窓側の方の席に大村愛知県知事、すぐ前の席の窓側に朝日新聞の星浩氏(お世話になっておりますのでご挨拶させて頂きました)、通路を俳優の奥田瑛二氏が歩いておられ同じ号車、そして皆さん同じく名古屋で下車されました。
今回は講演とは言え実質は研修会です。
まずは労働法の基礎を「労働三法」から説明、労働トラブルの解決手段、放っておくと審判が確定し罰則も、審判官は労働者寄り、証拠となる資料を普段から揃えておくことが肝心。
近年のインターネットの発達により労働者側は相当の知識を持って声を上げることが増えた。
多いトラブルは「不当解雇、雇止め」「未払い残業」「セクハラ、パワハラ」で具体的な事例を挙げ使用者側が注意すべき点、対応策など。
過払い請求がひと段落し「未払い残業」請求に乗り換える弁護士が増えている。
「セクハラ、パワハラ」は被害者の“主観(例えば福山雅治ならOKだが脂ぎったチビ、デブ、ハゲおやじはNGといった)”が入り、特にパワハラは法律に規定がないため判例もまちまちで難しい。
やはり専門家である弁護士などに早期に相談し早急に解決することが大切。
長引かせて得することは何も無い。
最後に聴講者からかなり個別具体的な質問を3つほど頂き解説。時間の都合で司会の方が遮って下さいましたがまだまだ出そうでした。
パワーポイントを使いながらの90分の講演と質疑応答でしたが、今回は研修会ということもあり、また聴講者のレベルがかなり高かったので内容的にはマッチしていたと思います。さすが弁護士!というと叱られるかもしれませんが、今後研修会名目で「事業承継」「相続」「コンプライアンス」「人権問題」等はもちろん問題無くお勧めできます。
さらに菅野先生の壮絶ないじめ体験に基づく具体的な対応策や被害者だけでなく加害者となったらどうすれば良いかを含めじっくりと講演で聞いてみたいと思いました。
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