1961年 東京大学大学院数物系研究科 修了
1963年 東京大学 助手
1964年 理学博士(東京大学)
1968年 東京大学 講師
1969年 早稲田大学 助教授
日本物理学会 理事
ストラスブール大学 講師
ブルックリン大学 講師
1973年 早稲田大学理工学部 教授
ミュンヘン大学 客員教授
名古屋大学および高エネルギー物理研究所(KEK)客員教授
現在、早稲田大学名誉教授、科学雑誌「パリティ」(丸善)編集長
<業績>
放射線物性を研究、α線の弾性散乱での「水切り運動」を発見した。
更に陽子線α線のデイチャネリングの理論を提唱、「大槻のデイチャネリング理論」として知られている。
英文の専門書「Charged Beam Interaction in Solids」(Taylor and Francis. London)を発刊、世界的な教科書として各国で訳出、使用されている。
これとは別に「火の玉」の理論的、実験的研究を行い、電磁波プラズマによって「火の玉」のほとんどの特性を示すことに成功した。