1944年 東京都練馬区生まれ。
慶應義塾大学経済学部卒業、東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了。
中小企業事業団(現、中小企業基盤整備機構、中小企業政策の実施機関)に1970年入職、1996年3月まで26年間中小企業政策遂行の実務に携わった。
以後、豊橋創造大学、専修大学教授を経て、
2009年4月~ 嘉悦大学経営経済学部教授
2010年 嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科教授、研究科長に就任(2015年3月退任)
2012年4月 同ビジネス創造学部教授(現在に至る)
2014年4月 ビジネス創造学部長に就任(2016年3月退任)
NHKラジオ第一放送「社会の見方・私の視点(旧「ビジネス展望」)」を1991年より担当。
<専攻>
中小企業論で、次の5つを研究の柱としている。
①中小企業とは何かに関する理論的研究
②戦後の中小企業史の研究
③中小企業経営のあり方に関する研究
④中小企業政策のあり方に関する研究
⑤東アジア各国の中小企業に関する研究
「中小企業は発展性と問題性の統一物」という複眼的中小企業論の提唱者。
中小企業の発展性と問題性は共に中小企業の本質をなすもので、両者を「統一理解」しなくてはならないと主張している。
これは「積極型中小企業論」と「問題型中小企業論」の統合を目指すものでもある。
また、日本の中小企業政策に関する体系的な論考でも知られている。
研究では実態調査を重視し、国内及びアジアの中小企業を訪問し、現場情報を基に理論を組み立てている。