1943年2月1日東京都生まれ。
1966年、アジア初のエジプト調査隊を組織し現地に赴いて以来、60年以上にわたり発掘調査を継続、数々の発見により国際的評価を得る。
1974年アメンヘテプ3世の彩色階段発見を皮切りに、1982年ミイラ200体発見、1987年第2の太陽の船、
大ピラミッド内部の未知の空間の発見、1996年ダハシュール北遺跡の発見など、大きな成果を挙げている。
中でも2005年、ダハシュール遺跡での青いミイラマスクを被った未盗掘の完全ミイラ、セヌウの発見は世界的ニュースとなった。
現在は、第2の太陽の船発掘復原、大ピラミッド探査、クフ王墓探査などの5つのプロジェクトを手掛けている。
2010年にはエジプト考古学の貢献に対してエジプトアラブ共和国政府エジプト考古省からゴールド・メダル賞、さらに 2019年にも国際エジプト学者会議で表彰される。
そして大学で教鞭をとる傍ら、古代エジプト文明を日本の皆様に紹介する「古代エジプト展」の企画・開催、テレビ番組や書籍の企画・制作など多方面で活躍。
最近はインターネットを使ったeラーニング教育の普及、20年来、ダイドーグループ「日本の祭り」に関わり、日本の祭りを文化遺産としてアーカイブするプロジェクト等を推進している。
エジプト考古学者。
様々な情報は、ツイッター、フェイスブック、YouTube の「吉村作治チャンネル」、インスタグラムなどで発信中。