1953年 大阪府出身。
1971年 東海大学工学部航空宇宙学科卒業。
東京大学附属宇宙航空研究所研究生を経て、
1978年より東京大学附属宇宙航空研究所職員。
文部省宇宙科学研究所など改組を経て、現職。
主に電気推進ロケットエンジンのひとつであるMPDアークジェットの研究・開発に従事。
1980年に打上げられた工学試験衛星「たんせい4号」搭載のMPDアークジェット装置、1983年に打上げられたスペースシャトル「コロンビア号」搭載のSEPAC(粒子加速装置を用いた宇宙実験)実験装置、1995年に打上げられ翌年シャトルで回収された再利用・多目的型フリーフライヤ「SFU」のシステムおよびSFUに搭載された電気推進実験「EPEX」を担当、2003年に打上げられた小惑星探査機「はやぶさ」に搭載されているイオンエンジンなどの開発・研究・運用に従事した。
現在は、宇宙科学研究所および月・惑星探査プログラムグループの安全・品質保証室を統括し、「あかつき」、「イカロス」、「水星探査機ベピコロンボ」、「小型科学衛星」、「はやぶさ-2」などの各プロジェクトの安全・信頼性・品質保証の立場で参画している。また、JAXA広報部を併任し、かつては宇宙科学研究所のスークスパーソンとして登録。