昭和53年1月 三遊亭円楽氏入門、賀楽太を名乗る。
昭和56年3月 二ツ目昇進。
昭和61年3月 真打昇進、初代三遊亭金也を襲名。
平成9年1月 金也改め、三遊亭楽之介となる。
ひょうひょうとした芸風が、この人の持ち味である。いかにも噺家らしい雰囲気のある高座は、古典落語の形がどんどんくずれていく中で、今は貴重な存在でもある。
師匠三遊亭円楽氏が、この人を真打ちにしたときに、「将来を高く買ってください」と挨拶した。生涯現役の厳しい噺家の芸道の世界は、華やかな芸能界と違って地味な世界でもある。
最近では、着実に芸を身につけ、真打楽之介としての芸風が出来上がってきていて味のある高座が楽しめる。