Gary Bodensteiner医師の指導のもと血栓生理学(Thrombophysiology)、免疫学(Immunology)、5-ALA(Aminolevulenic Acid(アミノレブリン酸))、CO等の医療研究に従事。
研究テーマは5-ALAを中心に、瀬田クリニック東京では手術後の自己組織(樹状細胞)を用いた免疫細胞療法(Dendritic Cell based Immunocell Therapy)、免疫療法(Immunotherapy (Opjivo、Keytoruda) )に従事。
<研究テーマ>
5-ALAはミトコンドリアの電子伝達系でつくられた NADH還元力により、3価鉄から2価鉄に変換され PPX配位されるとヘムが作られ、アンチエイジング効果が期待される(正常細胞)。
しかし、がん細胞はワールブルグ効果により嫌気性優位のため、NADH低下により腫瘍特異的PPX蓄積(がん細胞)。
この原理を応用したALA-PDT療法、温熱療法が主要研究テーマ。
5-ALAにはさらに抗ウイルス効果、抗炎症作用があることも知られている。
日本で5-ALAはサプリメントとして市販され、10年間の食品としての流通実績がある。
<所属学会>
ポルフィリン-ALA学会
一般社団法人日本免疫治療学会
欧州臨床腫瘍学会(ESMO)
日本抗加齢医学会
公益社団法人日本産業衛生学会