13歳の時に父が自殺(享年39歳)。
父の自死は、小さな町にあっという間に噂が広まり、担任の教師からは父の自殺を謝罪するように指示される。
母も父の自殺後、苦しみの果てに自殺未遂し、かろうじて一命をとりとめる。
その後、短大専門学校を卒業し、派遣や契約社員をきっかけに、任意団体「自死遺族への差別偏見を失くす会」設立。
2011年、NPO法人Serenity(セレニティ)を設立。前日弁連会長・宇都宮健児弁護士が世話人に就任。
東京都後援で、シンポジウム「大切な人を自死で亡くすということ」、連続講座「生と性~それでも私たちは生きていく」主催。
自死遺族は、社会からの差別偏見に苦しんでいる中、「自死遺族への差別偏見を失くす社会」の実現に向けて、精力的に活動を行っている。
高校・大学、教師会、福祉センター、市民講座などにおいても、講演やシンポジウムなどを行っている。
【取材実績】
NHK「日本の、これから」「おはよう日本」
産経新聞、週刊女性、福祉新聞、ふぇみん
『自殺を防ぐためのいくつかの手がかり 未遂者の声と、対策の現場から』渋井哲也氏著(河出書房新社)