子供の頃から「太陽はだれのものか?」などと妙な質問ばかり大人に浴びせて両親を困らせる。写真現像、ロケット製作、アニメーション作成、鉱物採集など様々なことに興味を示す。
小学生の頃からプラネタリウムの自作に取り組み、大学時代に、アマチュアでは例のないレンズ投影式プラネタリウム「アストロライナー」の開発に成功。
就職後も製作を続け、1998年にこれまでの100倍以上にあたる150万個(最終形は170万個)の星を映し出す「MEGASTAR(メガスター)」をIPS(国際プラネタリウム協会)ロンドン大会で発表し、話題に。
2004年には日本科学未来館と共同開発した、投影星数560万個の MEGA STAR-Ⅱ cosmosがギネスワールドレコーズに認定された。
愛知万博をはじめとした各地での移動公演の他、松任谷由実やKIRORO、バンプオブチキン、ナナムジカ、SINSKEなどアーティストとのコラボレーションなどを積極的に行い、プラネタリウムの新機軸を確立。
セガトイズと共同開発した世界初の光学式家庭用プラネタリウム「HOMESTAR」シリーズは、世界累計65万台(2013年4月時点)を超える大ヒット商品となる。
2008年6月には投影星数2,200万個のSUPER MEGASTAR-Ⅱを発表。
2010年10月にはインド・ニューデリーに海外初常設設置、
2011年5月にはエストニアのタルトゥに360度全天球プラネタリウムを設置するなど海外でも活躍。
イベントでは2010年より森アーツセンターギャラリーにて大型企画展「スカイプラネタリウム」を開催し、累計30万人以上を動員。
2012年4月には全く新しい投影方式であるMEGASTAR-FUSIONを 開発し、かわさき宙と緑の科学館に設置した。
2012年12月には世界初の移動式全天球宇宙体感シアター「SPACE BALL」を開発プロデュースするなど、ジャンルを越えて可能性を切り開いている。
信条は、「人間は可能は証明できるが不可能は証明できない」。