1938年2月16日生まれ。静岡県伊東市出身。
1955年3月、静岡県立伊東高校卒業後、シーサイドコースとして知られる名門川奈ホテルゴルフコースで修行時代を過ごし、1959年8月プロテストに合格する。
1964年日本オープンで初優勝し、1969年には2度目の日本オープンタイトルを始め、年間7勝と当時としては驚異的な記録を達成した。
以後数々のタイトルを手中にし杉本時代を築き上げる一方、1968年日本人プロとしては初めて、アメリカPGAツアーライセンスを取得、全米ツアーを転戦するという歴史的な輝かしい足跡も残している。
ツアープロとしての実戦だけでなく、その旺盛な研究心からゴルフ界きっての理論家としても知られ、数多くの優れた解説書を執筆し、ゴルフ技術の向上に貢献すると共に、後進の指導育成にも力を注ぎ、プロゴルフ界での信頼も絶大である。
1997年から1999年3月まで日本プロゴルフ協会副会長の要職を務めた。
<設計・(監修)ゴルフ場>
グランドスラムゴルフクラブ、千代田カントリークラブ、(鳳琳カントリー倶楽部)、千成ゴルフクラブ
(熊本クラウンゴルフ倶楽部)、(愛野カントリー倶楽部)、パーシモンカントリークラブ、下館ゴルフ倶楽部
龍の舞ゴルフクラブ、ビッグスギゴルフ倶楽部、(中軽井沢カントリークラブ)、わかさカントリー倶楽部、他
<優勝歴>
1964年 日本オープン
1965年 グランドモナーク
1966年 関東プロ、ゴールデンマッチ、オールスタートーナメント
1969年 日本オープン、台湾オープン、愛鷹オープン、全日本ダブルス、
ロレックスクラシック、日本シリーズ、ゴールデンマッチ
1970年 くずは国際、全日本ダブルス
1972年 フィリピンオープン
1973年 サントリーオープン、マレーシアオープン、全日本ダブルス
1978年 シンガポールオープン
<代表歴>
ワールドカップ(1965年〜1967年)
日米対抗(1971年〜1972年、1974年〜1975年)