1948年(昭和23年) 高知県高知市生まれ。
1962年(昭和37年) 上京後、新聞配達をしながら、
1966年(昭和41年) 都立世田谷工業高等学校電子科を卒業。
旅行代理店、広告代理店をはじめとする様々な職業を経て
1997年(平成9年) 『蒼龍』で第77回オール讀物新人賞を受賞。
2000年(平成12年)には初の単行本『損料屋喜八郎始末控え』を上梓。
2002年(平成14年) 第126回直木賞を受賞。
2015年(平成27年) 第50回長谷川伸賞を受賞。
『だいこん』、『辰巳八景』、『銀しゃり』、『菜種晴れ』などの、深川を舞台にした市井物を中心に執筆。
近年は、『くじら組』、『ジョン・マン』、『龍馬奔る』、『朝の霧』など、郷里土佐を題材とした作品にも力を入れている。
『ジョン・マン』の取材からヒントを得た『桑港特急』、『カズサビーチ』、『サンライズ・サンセット』、現代物の『晩秋の陰画』、『ずんずん!』、落語小説集『芝浜』など新しいジャンルを常に開拓中。