自身の経験談や学校での授業で直接子どもたちと接触した経験、さまざまな事例を挙げながら未然に防ぐにはどうすべきか、親は子どものどういうサインを見逃さないようにするか、もし起きてしまったら被害者・加害者のそれぞれの立場での対処法、上手な弁護士の介入のさせ方などといったより具体的でわかり易い実践的な講演です。

平成25年6月28日、いじめ防止対策推進法が成立し、同年9月28日に施行されました。
これを受け、同年10月、文部科学省は「いじめ防止等のための基本方針」を策定しました。
この法律は、教育関係者のみならず、子ども、保護者の方にも関係の深い法律ですが、果たして、法律でいじめは解決できるのか、この法律の意義と問題点も探ります。

コンプライアンスは「法令順守」と訳されるが、単に「法令」を守ればよいと言うわけではありません。
不祥事が起きた場合、そのこと自体ではなく、企業の対応によって企業の社会的評価が下がる場合が多くみられます。
コンプライアンスとは、法令順守だけではなく、企業倫理をも遵守することで、
コンプライアンス違反は、企業の評価を下げ、結果として経済的損失を招いてしまいます。

また、従業員を守ることは、優秀な人材の確保、従業員の士気を維持するために大変重要です。
現在では、インターネットの普及により、従業員も知識を得て、労働者としての権利に敏感であるため、どんな規模の企業の経営者は、常に労働環境を意識する必要があります。

富士通法務部に企業内弁護士として勤務時代、コンプライアンスを担当し、パワハラ・セクハラや休暇・残業等の労務、派遣関連、個人情報保護、著作権や独禁法等特別法対応等の豊富な経験を有しており、法律や判例を交え、経営者・上司として知っておくべき基本的知識をわかりやすく説明いたします。