1980年生まれ。山梨県甲府市出身。
小学2年生の夏、海で溺れて水泳を始める。小学4年生から本格的に競泳の道へ進む。
中学3年生時にカナダ選手権200m背泳ぎで、当時日本歴代2位となる日本中学新記録樹立。
インターハイでは、200m背泳ぎで3連覇達成。
2000年シドニー五輪、200m背泳ぎ4位、200m個人メドレー8位入賞。
2002年日本選手権では、史上初の4冠達成。
「ハギトモ」の愛称で親しまれ、2004年現役引退。
2009年現役復帰宣言。30歳にして日本代表に返り咲く。
2011年4月に、子宮内膜症・卵巣のう腫チョコレートのう胞と診断され、手術。
術後は精力的にリハビリに励み、レース復帰。短水路日本新記録をマーク。
2013年 公益財団法人日本水泳連盟理事に就任(2023年任期満了)。
2014年 一般社団法人日本知的障害者水泳連盟理事就任。
2015年 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アスリート委員に就任。
2019年 公益財団法人日本体操協会改革推進担当理事就任。スポーツ庁参与就任(2020年満了)。
2021年 東京オリンピック・パラリンピック競技大会では、競泳界史上初、両大会での解説を行い、
初の女性解説者となる。
2022年 一般社団法人日本知的障害者水泳連盟副会長就任。
2023年 公益財団法人日本スポーツ協会日本スポーツ少年団副本部長、一般社団法人上月財団理事、
東京都教育委員会委員に就任。
メディア出演のほかにも、講演活動では水泳という個人の中で、チームジャパンの「組織力の強み」をビジネス
にも生かせる内容に置き換え、経営者や中間管理職に影響のある内容が定評。年間の講演回数は50本を超える。
最近では、東京都教育委員会や、スポーツ少年団の副部長も務め、教育分野にも活動の幅を広げている。
一方、自身を育ててくれた「水」に感謝し、「水ケーション」と名付けた活動では、水泳を通じて水の大切さと
感謝の思いを伝える活動にも取り組み、一般社団法人日本アクアソムリエ協会認定アクアソムリエの資格を取得。
萩原智子杯は、東日本大震災復興の為、そして障害者と健常者が一緒に参加できる大会を目指して、全国で3大会
開催。
2024年夏 絵本『ペンギンゆうゆ~よるのすいえいたいかい~』を出版。