滋賀県大津市生まれ。
同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒業後、幼い頃からの夢を叶え、東京の新橋芸者としてお披露目。
一年でお花代No.1になり、一躍売れっこ芸者となる。
ご贔屓のお客様は日本のみならず世界のVIPに及び、多忙な日々を過ごす。
そのなかで、地位も名誉も財産もあるのに幸せでない方がいることに衝撃を受け、幸せは外側にあるのではないことを知る。
また、自身もNo.1になった後、精神的に追い詰められ、肉体的にも病気になり、病気を治す過程で、自分自身や周りとのコミュニケーションの大切さに改めて気づく。健康を取り戻したのち芸者を引退。
思わぬ流れで『なぞり書き 親子で楽しむ季節の言葉』、『捨てれば入る福ふくそうじ』を出版。
執筆をきっかけに講演依頼を受けるようになると、口コミで評判となり、コロナ以前は年100回のペースで全国をまわる。
2018年、2019年には、登録社数二万人の講演会社で、経営者向け人気講師ランキング1位に。
「従業員・後継者・パートナーが言えない、言っても耳を貸さないこと」、「男女の考え方の違い」を経営者に伝える講演が特に好評。
面白い、話に引き込まれる、柔らかい話し方で聴くと元気になる、という感想と同時に、男性からは、「女性の気持ちが初めてわかった」、「なぜ我が家の事情を知っているのか」、「グサグサきた」などの声が多い、気づきの生まれる講演内容。
また、ふだん弱音を吐けない立場の方からの相談を、背中をさするような気持ちで聴く独自のスタイルが『チヨリング』と呼ばれるようになり、現在は、経営者やビジネスマン、主婦など様々な背景の人の気持ちにそっと寄り添うセッションも行なっている。
「千代里の福は内チャンネル」では、洗濯物をたたみながら聴けるYouTube動画を毎日配信中。
公式メルマガでも、福を呼ぶ方法やコミュニケーションについて配信中。
芸者時代から変わらず、全ての活動の根っこには、「同じ時を過ごす方が、ホッとして気楽になり、また頑張ろうと思ってくださるように」という想いがある。一児の母。