東京ディズニーランド等を管理・運営する株式会社オリエンタルランドに入社し、約20年間、人材教育、東京ディズニーシー、イクスピアリなどのプロジェクトの立ち上げや運営、マネジメントに携わる。
東京ディズニーリゾート全般のマーケット戦略・コンテンツ開発や、人材教育の領域では、現場の組織活性を目的にディズニーランドの創始者であるウォルト・ディズニー氏の研究会を立ち上げ、そのリーダーとして現場の指揮向上に努めた。
現在は、難病と闘う子どもとその家族への応援を目的とした(非営利組織)「難病の子どもとその家族へ夢を」を、2010年3月に設立し、代表を務める。2012年11月に内閣府に公益性を認められ、公益社団法人となる。
「“いま”を生きる」をテーマに、難病と闘う子どもと家族への応援と共に、誰もが持っている「底力(ソコリキ)」を応援するべく、一般社団法人ソコリキ教育研究所も開設。
教育現場から、企業の人材育成研修や刑務所の受刑者矯正教育、また講演活動など幅広く活動している。
1990年 株式会社オリエンタルランド入社。ゼネラルサービス部カストーディアル課に配属。
1993年 新パーク事業部に異動。「東京ディズニーシー」、「イクスピアリ」など、ビッグプロジェクトの立ち上げや運営、マネジメントに携わる。その後、人材教育、経営企画など、20年間ディズニーランドの最前線から中枢まで、さまざまな仕事を経験する。また、社内で「ウォルト・ディズニー研究会」を立ち上げ、現場スタッフのモチベーションアップや、ディズニー哲学の浸透に尽力する。
2009年 同社を退社。
2010年 難病を患う子どもと家族への支援を目的とした(非営利組織)「公益社団法人難病の子どもとその家族へ夢を」設立、代表を務める。同法人はアメリカの「ギブ・キッズ・ザ・ワールド」日本唯一の運営団体として誕生。
聖路加国際病院理事長・同名誉院長の日野原重明氏と、一橋大学名誉教授の野中郁次郎氏が最高顧問を務める。
法人名「公益社団法人難病の子どもとその家族へ夢を」は、日野原重明氏が命名。
難病を患う子どもとその家族との永続的な交流を基に“家族”“いのち”“しあわせ”を社会で共に考え、育み合い、活動することで、女性力の向上、少子高齢化社会対策、ダイバーシティ対策、クオリティー・オブ・ハピネス(QOH)の価値観の創出を促すことを目的としている。
2012年 「一般社団法人ソコリキ(底力)教育研究所」を設立、代表となる。「ディズニーのやり方は、あらゆる企業や人に応用できる。決して特別なものではない」という理念のもと、大手企業から中小企業、学校、病院などに、マネジメント、ホスピタリティ、コミュニケーション、モチベーション、理念浸透などをテーマとした研修や講演を提供。その活動が注目され、ハウステンボス株式会社の再生事業に顧問として参画する。本事業の収益金を、前述の公益法人へ「寄付」することによって、活動団体の体力を増強していくビジネススキームを構築。
「あなたの会社の社員研修が、社会貢献に繋がる」をテーマに、企業の参画観も醸成している。
2014年 代表を務める「公益社団法人難病の子どもとその家族へ夢を」が、国際ビジネス賞2014年スティーヴィー賞金賞受賞。
2016年 公益法人の活動に参加した3家族を追ったドキュメンタリー映画「Given ~いま、ここ、にある しあわせ~」で、初の映画の企画・総指揮として制作、作品は全国で劇場公開となる。「厚生労働省社会保障審議会児童福祉文化財」としての推薦、「神奈川県推薦映画」としての推薦を得る。
2017年 同作品が第6回(2017年度)「日本医学ジャーナリスト協会賞」映像部門において大賞を受賞する。
2018年 日野原重明氏が生前、全国の小中学校を対象に実施した「いのちの授業」の活動を永続的に繋ぎ、全国の小学校で「いのちの授業」プロジェクトを開始。
東京2020オリンピック・パラリンピックにおけるボランティアサポートセンター・アドバイザー(人材教育担当)に就任。
<その他>
ドキュメンタリー映画「Given ~いま、ここ、にある しあわせ~」企画・総指揮