長野県出身。
1976年 東京大学工学部航空学科卒業。
1978年 東京大学工学系大学院修了。工学修士。
1978年~2017年 宇宙航空研究開発機構(JAXA)(元宇宙開発事業団(NASDA))にて、経営企画部長、執行役(理事補佐)、理事を歴任。
2017年~ 三菱電機株式会社宇宙部門顧問として、国際視野・オールジャパン視点で活動。
2019年~ 山浦技術経営士事務所(Vision Y)代表として、コンサルティング、講演などの活動。
2008年~ 筑波大学客員教授として、学生達に宇宙開発を題材に世界・社会視点から講義。
2010年度後期 東京大学大学院工学系研究科非常勤講師として、修士課程学生の講座を担当。
2016年~ 郷里の科学館名誉館長として地域貢献。
【NASDA/JAXA】
30歳代の4年間、日本の有人宇宙プロジェクトの草分け・日本代表として米国NASAに一人駐在。
スペースシャトル実験プロジェクトの成功に貢献。
日米露欧加・15カ国が参加する国際宇宙ステーション(ISS)計画において、10数年に亘りエンジニア、マネージャー、実務部隊リーダとして活躍。ISS計画達成に貢献。
宇宙開発史に残るロケット失敗(1999年)とスペースシャトル事故(2003年)、及びそこからの復活と変革を実務者として経験。この時に得た教訓・知見が、自身のマネジメント・経営の視座・視野・視点に大きく寄与。
2011年~2013年、執行役として探査機「はやぶさ2」のマネジメント変革を断行。今までの成功に繋げた。
2013年~2017年、理事としてJAXAの戦略立案、計画管理、国際協力、産業振興、危機管理、情報セキュリティ、システムズエンジニアリングなどを担当しJAXAの進化に貢献。この間、経営審査委員長として、ロケット、衛星、探査機など20以上の宇宙プロジェクトを審査し、事業立上げ・成功に貢献。
NASDA/JAXA時代に参画または所管したプロジェクトの総額は約3兆円。
【現在】
急激に変化する世界の潮流を、宇宙産業における技術革新、国際関係、エコシステム、地方創生、スタートアップ、人材育成などの切り口から把握・分析している。日本が世界をリードする国で在り続けるため、これまで得た経験・知見を、日本の様々な産業に幅広く活かし社会に役立てたい。