1948年大阪府生まれ。
1969年外務省入省。
韓国、インドネシア、米国在勤の後、北米第二課長(日米経済摩擦担当)、国際戦略問題研究所主任研究員(ロンドンIISS)、ジュネーブ代表部公使、外務本省総務課長、アジア局審議官を経て、在シカゴ総領事。
2002年よりアジア大洋州局長(六者協議首席代表)、外務審議官(経済担当・G8サミット・シェルパ)、外務審議官(政務担当)を経て、2008年に外務事務次官。
2010年外務省退官後、外務省顧問、立命館大学客員教授など歴任。
現在、大阪大学特任教授。また、グローバル寺子屋「薮中塾」を主宰。
著書に『現実主義の避戦論』、『外交交渉40年・薮中三十二回顧録』、『対米経済交渉』、『国家の命運』、『日本の針路』、『世界に負けない日本』、『トランプ時代の日米新ルール』、『核と戦争のリスク(共著)』、『世界基準の交渉術』。