1962年10月20日東京生まれ。
東京大学大学院客員教授、企業内研究所の研究員、屋久島おおぞら高校校長などを務める。
東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。
理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現在に至る。
専門は脳科学、認知科学。
「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文藝評論、美術評論などにも取り組みながら、作家、ブロードキャスターとしても活躍の幅を広げている。
2005年、『脳と仮想』で第四回小林秀雄賞を受賞。
2009年、『今、ここからすべての場所へ』で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。
2006年1月~2010年3月、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」キャスター。
『クオリアと人工意識』(講談社)他、多数の著作がある。
IKIGAIに関する英語の著作が、世界31ヵ国、29の言語で翻訳出版される。
2022年4月には、二冊目の英語の著作『The Way of Nagomi』(和みの道)が出版された。