一昨日、昨日と2日連続で講演を聴いてきました。
控室でご挨拶させて頂きしばしお話をさせて頂く中でいつも須田慎一郎(すだしんいちろう)先生に関して我が社の営業スタッフたちから私への報告にある大方の主催者様の印象は「コワモテだけど本当に良い人だったよ~」ですとお伝えしましたら苦笑されておられました。
「いま起っていること、これから起こること ~これからの中小企業の生き方~」と題して弊社お客様の主催で中小企業経営者の方々を対象に講演されました。
ほんの少し内容をご紹介しますと、・新聞、TVの世論調査では全ての調査で80%の人が「アベノミクス」の実感がないという結果。
日本経済新聞の毎年正月に発表する景気見通し、景気予測を過去10年調べたら5%しか当たっていない。
なぜか?それは政治の動きを正確に把握し見通していないからである。
・2か月前からスーパーゼネコンは完全にバブル状態。
軒並み完成予定が6か月程度後ろ倒し。(一例:エレベーターの生産が間に合わず)
・地方経済の中心、つまり主要産業は「建設・土木と農(漁)業」。
下野した自民党が唯一提出した「国土強靭化計画」の延長線上に「アベノミクス」の2本目の矢である「財政出動(公共事業投資)」が繋がっている。
・大企業は来年3月決算より再来年3月決算の方がはるかに良くなる。
中小零細企業は安倍総理の言う「トリクルダウンセオリー」、直訳すると「滴り落ちる理論」。
正確な日本語訳がないので須田流訳は「おこぼれ経済理論」と名付けた、と。
大企業に儲けさせ、しかも内部留保させずに中小零細企業へ利益が滴り落ちるしくみ作りが重要。
「これこそが政治の責任であり政治に尽きるのだ」と。
ユーモラスな部分もありましたが固有名詞を出せませんので割愛しました。
ご了承下さい。
大変真面目で、熱の入った講演でした。
お問い合わせ・ご相談は
日本綜合経営協会は、全国47都道府県を対象に講演依頼に基づく講師派遣や、企画提案などを行なっております。
主催者の開催目的に合わせた最適なご提案から、手続き運営サポートまで。業歴49年、経験豊かな当社スタッフにトータルでおまかせください。