先日、弊社お得意様ご主催の 専属講師・井上智洋(いのうえともひろ)先生のご講演を聴講してきました!
以前、弊社HPでも講演レポートをご紹介しておりましたので
今回はアップデートされていた箇所をメインにご紹介したいと思います🙋✨
●ディープラーニングによる画像認識について。
顔パス決済や鍵の解錠など、いま様々な場面で導入されてきている画像認識技術。
これはすなわち、機械が眼を持つ ということ。
カンブリア大爆発が起きた後、生物が爆発的な進化を遂げたように、
眼を持つロボットも同じように、これから大きく進化していくのでは?
現に今、野菜を収穫できるロボットなども登場し始めるなど
あらゆるところで眼を持ったロボットが活躍する時代になりつつある。
●今回は業界に関する話題も絡めてお話くださいました!
小売業界では店舗内の最適化にすでにディープラーニングの画像認識の技術が使われ始めている。
(例:レジが混み始める時間を予測し その前にスタッフを向かわせることができるようにしたり、
お客さんの動線の分析に使ったり。)
物流の部分では、Amazon Airやロボネコヤマトなどのサービスが登場。
完全自動運転技術は2025年ころに完成、2030年ころに普及するだろうと言われている。
(技術として完成する時期はそれほど遠くないが、実空間での実用化→普及するまでには時間がかかる)
●第4次産業革命について。
これまでの「機械化経済」では、人的資源と機械の両方が生産活動を担っていたが
これからの「純粋機械化経済」では、機械のみが生産を行い
人間は企画・マネジメント・研究開発などに携わるようになる。
こうした経済の変化は過去の産業革命でも起きたことだと、グラフや図を用いて説明。
変化に対応できた国の経済は成長、対応できなかった国は衰退 = 大分岐を迎えた。
たとえば「国」を「企業」に置き換えても、その運命は大きく分岐していくだろう。
むしろ国同士よりも企業同士の競争のほうが激しいため、競争に負けたら淘汰されてしまう可能性も!?
・・・とご聴講者(経営者の方々)へ向け、叱咤激励?も加えつつ。
そして、来る第4次産業革命に向けて何をすべきか。
まだ我々は第3次産業革命の途中なので、「AIはまだ難しい…」という人も
そのまえにIT化を進めていくべき(IT化の基本はペーパーレス化)。
この点から言うと、日本人は印鑑の文化をこれからどうしていくのか?
とっくに議論をしていなければならなかったが、こうした点も課題だろう、と締められました。
言うまでもなく、井上先生は今弊社でも最もHOTな先生!!!
大学の講義等の業務に加え、最近は執筆活動、TVはじめメディアにも引っ張りだこで
本当にお忙しくされていらっしゃいます・・・ お早めの打診をおすすめいたします。。
(聴講後、先生の新著『AI時代の新・ベーシックインカム論』(光文社新書)も拝読しましたが
ド文系の私でもすらすら読めるくらいわかりやすくて、所々にユーモアもあり 面白かったです!)
お問い合わせ・ご相談は
日本綜合経営協会は、全国47都道府県を対象に講演依頼に基づく講師派遣や、企画提案などを行なっております。
主催者の開催目的に合わせた最適なご提案から、手続き運営サポートまで。業歴49年、経験豊かな当社スタッフにトータルでおまかせください。