2023年4月、都内で弊社お得意様ご主催での講演会で杉本昌隆(すぎもとまさたか)先生の「師匠が語る、藤井聡太という才能 ~優秀な人材との接し方、伸ばし方~」と題した講演を聴いてきました。
控室では主催者ご担当者と談笑され、主催者会長始め幹部の方々がご挨拶にお見えになり、杉本先生は常ににこやかに接され、質問にも一つ一つ丁寧に答えてくださり、大変和やかな空気を醸成してくださいました。温かいお人柄に触れ、心地良い気持ちになりました。
講演では将棋のルーツに始まり、棋士になるまでのプロセス、もちろん藤井竜王(六冠・2023年4月現在)との微笑ましいエピソードや、さすがと思わせられるものや笑ってしまうものまで、そして藤井竜王の修業時代の話など多岐に渡り、ここでしか聴けない内容満載です。
また、どのように藤井竜王に接してこられたか、才能をどう見極め、どのように指導され伸ばしてこられたかを、そして将棋を会社や組織、そして個人に当てはめフィットするお話等々、ここでは全てをご披露できないほど腹落ちする素晴らしい内容です。
少しだけご紹介しますと、
・「名局(良い将棋)とは、双方合わせた40枚の駒全てが活躍すること」で、会社も組織も同様。
・「一番重要な駒は飛車ではなく歩」人も同じ。能力の違う駒を組み合わせてこそ弱点を補い合い相乗効果(シナジー)を生む。
・「世代、考え方が違う集まりが気づきに繋がる」。
・「将棋では対局が終わった後の“感想戦”が最も大事」。この場では後輩が先輩に遠慮しないで物を言えるように、お互いのために上の人間がそういう環境を作ってやること。
・「上から見る景色は代わり映えしないが、下から見る景色は違って見える」(敢えて補足いたしませんので実際の講演でお聴き頂ければ)。
・・・などなど、他の話された内容にも珠玉の言葉が鏤められています。
講演終わりに質疑の時間も設けられ、質問に丁寧にわかり易く笑顔で回答され、中には将棋をお好きな方の“専門的”な内容の質問も出て大変盛り上がりました。
藤井竜王のエピソードや写真などを随所に適宜挿入され、飽きずに楽しく最後まで聴け、他所で話したくなるネタも仕込むことができた満足度の高い講演でした。
講演会終了後の懇親会も最後までお付き合いくださり、出席された方々と談笑され、記念撮影にも気軽に応じてくださいました。
余談ですが、杉本先生と藤井竜王の首を傾げる所やしぐさ、話し方もそっくりで驚きました。これは藤井竜王が杉本先生を師匠として、とても尊敬されている証なのだと確信いたしました。
是非聴いて頂きたい講師です。
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