講演会・セミナー・社員研修などの講演依頼、講師派遣なら株式会社日本綜合経営協会

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実績紹介

2019年12月 伊藤元重先生の講演を聴いてきました2020/03/03

新規のお客様ご主催による、東京大学名誉教授伊藤元重(いとうもとしげ)先生
ご講演を聴いてきました。

ご講演テーマは「経済の展望と企業経営
詳しい内容はオフレコとなりますが、
今後経済はどうなるか、それにより企業経営もどうなっていくのか、
経営者向けに大変わかりやすいご講演でございました!

「わかりやすく、大変参考になった!」といつも大好評の伊藤先生!
初めて聴講させて頂きましたが、その感想がとてもよくわかりました😊

またなんと!
大変ご好評につき、夏にも同じ主催者様による別の地域で開催のご講演に、
アンコールでのご依頼を頂きました!ありがとうございます!!

今回のご講演は展示会も兼ねており、
ご講演後、懇親会までのお時間、展示も見学させて頂き👀
伊藤先生にも興味深くご覧いただけました✨

大変お忙しい先生でいらっしゃいますが、
ご都合が合えばお請け頂けますので、経営者向けご講演にいかがでしょうか💡

皆様からのお問い合わせ・ご依頼、お待ちしております。

(文・スタッフY)

 

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2020年1月 福岡政行先生の講演を聴いてきました2020/02/18

年が明けて少し落ち着いたころ、弊社お客様ご主催の
福岡政行(ふくおかまさゆき)先生ご講演会に参加させていただき、お話を聴いてきました。

今回は『混迷する日本経済と揺れ動く政治情勢』のテーマで約80分間、
ノンストップでお話いただきました。

冒頭に年末年始のニュースを3つ取り上げられ、
カルロス・ゴーン氏が不法出国したこと、
統合型リゾート施設(IR)を巡る収賄疑惑で金銭をもらった議員が他にも出てきたこと、
そしてイランの首都テヘランにある空港で、ウクライナ国際航空機が墜落したニュースについて触れられました。

本論では安倍晋三首相の動向、そしてポスト安倍について、
さらに株価・消費税増税などの経済拉致問題など外交について、
福岡先生の見解を交えながら、詳しくお話していただきました。

最後には日本人の長所短所に触れ、
「日本の長所は見栄っ張り。これが日本人の強さになる」としつつも、
これからの日本を担う若者のコミュニケーション力と思考力の必要性について
熱く語ってくださいました。

福岡先生は政界はじめ各業界の名だたる方々と多くのお付き合いがあり、
所々にここでしか聞けない裏話も織り込まれて、笑いある講演でした。
参加された方々も時折笑いながらも、真剣に聴いておられました。

控室では気さくにお話してくださり、笑顔が素敵な優しい先生😊
年末のお休みではミカン狩りをされてきたそうですが、
年始はお忙しいようで、いろんな会合にお声がかかっていると伺いました。
そんな中、今回ご講演をお引き受けいただけたこと、とてもありがたく思います!

お話にご興味のある方は一度お問合せ下さい。
皆様からのお問合せをお待ちしております!

(文・スタッフT)

 

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2019年12月 薮中三十二先生の講演を聴いてきました2020/02/13

昨年12月。弊社お客様(プラスチック製品製造業の企業様)ご主催の
立命館大学 国際関係学部 客員教授・薮中三十二(やぶなかみとじ)先生のご講演を聞いてきました!
会場は都内某所。予定時間よりも早く、会場へお入りいただきました。ありがとうございます!

今回は「国際社会と日本」というテーマでお話をいただきました。
主催者様からの「米中問題、日韓問題についてもお話に含めていただきたい」という講演内容のリクエストにも的確に答えてくださいました。

まずは 米朝関係、米中貿易摩擦の問題について。
そして 上記を受け、日本が現在置かれている状況と、その問題点について。
さらに 日本は今後、米韓中はじめ諸外国とどのように付き合っていくべきかという点について。
米中関係については特にタイムリーな話題でもあったので、重点的に時間を使ってお話くださいました。
内容が気になるところではありますが、、、詳しくは是非実際のご講演で!

今回のご講演会には、主催者様と同じ化学関係企業にお勤めの方(お取引先様)が多くご参加されました。
世界情勢がご自身のお仕事に関係してくる方も多かったことと思います。
皆様、熱心に耳を傾けていらっしゃった様子でした。

薮中先生とは控室でご挨拶、そしてお見送りの際にもお話をさせていただきました。
とても紳士的かつチャーミング、素敵なお人柄!
ご講演内容・お人柄ともに「外務事務次官まで務めた方はやはり流石だなあ…」と感嘆してしまいました。。

2020年はアメリカ大統領選も控えており、世界の動きからますます目が離せません!
荒れ狂う情勢の中、日本が進むべき針路とは?
周辺諸国との関係性が絡む、難しい問題でありますが
薮中先生のご講演ではひとつひとつ紐解いてお話いただけますので
より理解を深めていただける、またとない機会になろうかと思います。

お問い合わせ、お待ちしております!

(文・スタッフW)

 

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2019年10月 久田直子先生の講演を聴いてきました2020/02/12

先日、2年前のお問い合わせからずっとお付き合いさせていただいている主催者様の元へお伺いし、
久田直子(ひさだなおこ)先生のご講演を聞いてきました。

ご講演テーマは「健康長寿のために ロコモ、フレイル、認知症の予防のための食事と運動」。

「NHKきょうの健康」のキャスターを15年務めていらっしゃった先生。
まずはその「きょうの健康」が出来るまでの裏話から。
裏側から見たあの番組の特徴は「とにかく打ち合わせが長い」こと。
だいたい下記のようなフローで作られていきます。

①テーマ確定
②ディレクターがお医者さんの元へ取材に
③台本作成
④お医者さんの確認を経て台本仮確定
⑤言い回しや表示する図などあらゆる点についてキャスターと打ち合わせ
⑥修正点がたくさん出るので、またお医者さんに確認依頼
⑦細かいやり取りを経て台本決定、収録へ

お医者さんは多忙の合間を縫って取材を受けてくれているので、ディレクターは「またあなたなの?」なんて言われてしまうこともしばしば(;´∀`)
一回15分程度の番組ですが、⑤の打ち合わせの他リハーサル前のお医者さんを交えた打ち合わせも一時間くらいかかります。
さらにリハーサルを終えた後にも、山ほど出る修正点を正すための打ち合わせが30分以上。
これらを経てやっと本番収録に漕ぎつけるので、二本収録するのにかかる時間はなんと一日(!)

と、いうのもあの番組はNHKの中でも特に真面目に作っていて、スタッフ側も最も正確な医療情報を伝えている自負があるそう。
取材相手のお医者さんもその病気で治療ガイドラインを書くくらい専門家中の専門家。
とある主催担当者様が番組の大ファンで、控室にご挨拶にいらっしゃった際「あの番組は本物です!」と絶賛していたのも納得です…!

そんな番組で長年キャスターを務めていらした久田先生は、その特権としてわからないことは何でもお医者さんに聞いて、その都度病気や健康情報に詳しくなっていきました。
そして「生活習慣」が私たちの考えている以上に病気に大きく繋がっているのだと実感
ひとつひとつの習慣は些細なものでも、何十年も生きていくにつれてその「些細」はどんどん積み重なります
その結果、良い習慣を続けた人には財産として、悪い習慣を続けた人には健康への悪影響として現れてしまうのです。

けれど、生活習慣は自分で変えることができます!
男性だからなりやすい病気、女性だからなりやすい病気など、病気の背景は様々。
原因の中にはどうしても回避の難しいものもありますが、生活習慣だけは唯一自分の努力で変えられるものです。

人生100年時代と言われる今、好む好まないに関わらず100年「生きてしまう」かもしれない。
どうせ生きるなら自立した健康状態を長く続ける方がきっと幸せ、ですよね。
そういう意味でやはり生活習慣はとても大切になってくるのです。

ではどんな習慣が良いのか?
「きょうの健康」ではいつも「この病気を予防するにはどうすればいいのか?」と問いかけていましたが、がんであっても、生活習慣病であっても、認知症であってもその答えはほぼ似通ったもの。
つまり普段の食事と運動!
具体的な方法については、実際のご講演をお聞きください(`・ω・´)

ご講演内では他にも認知症予防のための簡単な運動「コグニサイズ」のご紹介や、ロコモになっていないかのチェック、そしてそれを防止するための「ロコトレ」についてなど、軽い実技を交えながら楽しくお話しいただけます。
私も一緒にコグニサイズを行いましたが、二種類ご紹介いただいた中で何故かよりシンプルな動きの方が全然出来ませんでした。既に認知症が始まっている…(;´-ω・)?

やはり食事と運動は大切ですね。
食事には多少気を遣っているつもりですが、日ごろから自分の運動不足っぷりを痛感していたのでニンテンドーSwitchでフィットネスが出来るソフトを買いました!お陰で絶賛筋肉痛です!!😂😂

自分の将来のためにも、生活習慣見直してみませんか?
お問い合わせお待ちしております(∩´∀`)∩

(文・スタッフHA)

 

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2020年1月 有森裕子先生の講演を聴いてきました2020/02/03

先日、弊社お得意様よりご依頼いただきました有森裕子(ありもりゆうこ)先生のご講演を聞いてまいりました。

ご講演テーマは「よろこびを力に 夢を叶えるチカラ~心の金メダルを目指して~」。
ご講演3日前まで、先生はIOCの会合に出席するためスイスへご出張されていたそう!
お忙しい中、快くご講演をお受けいただき、本当にありがたい限りでございます。。

当日は早めに会場にお入りいただき、控室でもたくさんお話をさせていただきました。
明るく、人当たりも柔らかで、とても素敵な有森先生。
「やっぱりメダルを勝ち取る方はポジティブな考え方をお持ちなんだなあ…」と思い、ご講演を聞き始めましたが
とある理由から、小学校中学年頃までは「自分にはできないことや短所ばかりだ」と考えていたそう。
今のお姿からはまったく想像できません…!

そんな有森先生を変えたのは、当時気にかけてくれていた体育の先生の言葉。
「お前は自分を悪く言うけど、それはお前しか持っていないものだと思う。でもお前が悪いように言うから、悪く思えてきた。持っているものが悪いんじゃない、悪く言うお前が悪い。」
こうした言葉を受け、「こんな自分でも何かいいものを持っているのかな」「皆と違うことは、自分が思っているほど悪いことじゃないかもしれない」と思えるようになった。

その後も恩師からの励ましを受け、自分にできることにチャレンジしてみよう!と思い立ち、たどり着いたのが陸上の世界。
中学~高校~大学と、努力を続ける中での数々のエピソードをお話いただきました。
全てご紹介したいところですが…詳しくは実際のご講演をお聴きいただきたいと思います!

メリハリがあり引き込まれる有森先生の語り。
恩師とのエピソードに心を動かされ、涙ぐんでいる方も多くいらっしゃいました。
また2020東京に向けて「ぜひアスリートたちを応援してください」と皆さんへメッセージも。
応援の言葉を受け、アスリートはよろこびのエネルギーを感じてもっと頑張ることができる。
またスポーツのいいところは、アスリートを応援することで元気になれること。
会場で実際に応援できなくてもいい。是非TV越しにでも応援して、元気を受け取ってほしい。
スポーツの意義はそうしたところにあると思う。

恩師の先生方をはじめ、周りからの「言葉」が有森先生を支え、動かし、たゆまぬ努力に繋がり
その結果として五輪のメダル、そして現在の有森先生があるのだなと思いました。
何よりも今回のご講演で先生の「言葉」を聞いて、私自身も元気をいただきました。
きっとご参加された皆様も同じだと思います。

言うまでもなく、主催者様にも大変ご好評でした!
言葉と人は、切っても切り離せないもの。その大切さがひしひしと伝わる、素晴らしいご講演でした。
年代問わず、広く皆様にお聞きいただきたいです。

お問い合わせ、お待ちしております!

(文・スタッフW)

 

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2019年5月 入山章栄先生先生の講演を聴いてきました2020/01/31

かなり時間が経ってしまいましたが…弊社お得意様ご主催の、入山章栄(いりやまあきえ)先生(早稲田大学大学院経営管理研究科 早稲田大学ビジネススクール 教授)のご講演を聞いてきました。

講演冒頭では、「世界のレベルで経営学の理論解明に取り組んでいる日本人学者は少なく、最新の知見はなかなか日本国内に届かないのが現状」というお話も。
最近は1日に2講演をこなされることもあるという、引っ張りだこの入山先生。
その中でも、イノベーションをテーマにしてほしいという講演依頼は7割以上!
日本中のいろんな会社の悩みのタネなのだな、と実感されているそうです。

入山先生の講演会参加者から「入山先生のお話は、目新しいところはなにも無いですよね。でも聞いてスッキリしました」と言われることがある。
ビジネスは様々な要素が絡み合ったとても複雑なもので、経営者の悩みは尽きないもの。
悩みそれぞれに対する直接的な答えではないけれど、経営学の理論に基づいて「こういう切り口で、こういう説明の仕方がある」と示すことはできる。
そうした説明を聞いてスッキリできる方もいる一方、少し違うな…と思われる方もいるかもしれない。
どちらの場合でも、それぞれの考えを深め(違うと思った方は、なぜそう思ったのかを考え)お仕事のヒントにつながれば と話され、ご講演スタート。

さて、そもそもイノベーションとはどういうものなのか?
「新規事業・企画を始めたい!という規模の大きなものから、日々の業務改善のような小さなものまで、少しでも会社が新しいことに取り組み、変化して前に進むこと」
これら全てひっくるめてイノベーションと呼ばれる。身近なことでもありますね。

今の時代は競争激化に加え、テクノロジー進化のスピードも早い。ビジネスの現場にもAIをはじめとする最新技術が次々と導入されている。
つい最近まで安泰と思われていた業界・企業が、そうした状況についていけず倒産・・・ということも、現に世界中で起きている。
現状維持のまま、新しいことを何もしないでいると会社が無くなってしまいかねない、厳しい状況。
トヨタを例に挙げ、日本の大企業も、ものすごく危機感を持っているとのご紹介も。

ではどうしたらイノベーションを起こせるのか?
これは経営学で最も重要なテーマの1つで、どうすればよいのかという知見は何十年も変わっていない。
ノベーションの第一歩は、新しいアイデア(=知)を生み出すこと。つまり「今ある既存の知」と「別の今ある既存の知」を新しく組み合わせること
もうすでにこの世にはあるが、まだ組み合わさっていない2つが組み合わさることで、新しい知が生まれる。

しかし、人間の認知には限界があるため、どうしても目の前のものだけを見て組み合わせようとする傾向がある。
また日本社会では新卒一括採用がまだ主流。毎年似たような人が採用され、そして同じ会社で何十年も働き続ける。
そうした環境下では、「目の前にある知と知の組み合わせ」はすでにやりつくされており、イノベーションを起こすことは非常に難しい。

イノベーションを起こしたいのであれば、目の前ではなく、遠く離れた分野の知をたくさん見て、自分のところに持って帰り、既存の知と組み合わせること(=知の探索)が必須。
そして「これはいける」と思うものがあれば、徹底的に深堀り、磨き込んで収益化へ持っていく(=知の深化)

この2つ、「知の探索」「知の深化」の両方を、高いレベルでバランス良くできることが大切。
人間、どうしても目先にとらわれ、既に組み合わせが終わったものを磨きこむ「知の深化」に偏ってしまうが、競争と技術革新が激しいこの時代、「知の探索」をまったくしないということは、確実に枯渇への道をたどっている。

では、その大切な「知の探索」はどのように行うべきなのか?
ここからが大切なところですが、、、くわしくは実際にご講演をお聞きいただきたいと思います。
(もしくは、お忙しい入山先生ですので・・・ご著書をぜひお読みください!!)

経営学の理論に基づき、また具体的に企業の実例も出してご紹介しながら
個人/戦略/組織レベルでの「知の探索」、そして人と人との結びつき「ネットワーク理論」について
非常にわかりやすく、そして熱くお話をいただきました。

お客様にも「非常に良いお話でした!」とおっしゃっていただきました。
ご担当者の方からは、ここ数年で一番!とのご評判でした。
ご参加された経営者層の方だけではなく、主催者様の若手社員の方からも「勉強になりました」とのお声も!

前述の通り、非常にご多忙な入山先生ですが、都内近郊であればご調整頂ける可能性もあるかと存じます。
お問い合わせ・ご依頼お待ちしております。

(文・スタッフW)

 

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2019年11月 松木安太郎先生の講演を聴いてきました2020/01/30

年越し前ではありますが弊社お得意さまご主催のご講演会にて松木安太郎(まつきやすたろう)先生のご講演を聴いてまいりました。

松木先生はテレビのサッカー解説などでお顔をご存知の方も多いのではないでしょうか。
あの熱のこもった解説でサッカーを見ていると会場にいなくても会場にいる気分で観戦できますよね⚽

内容についてはオフレコなので詳しくはご紹介できませんが、今回は「夢・まっしぐら」のテーマでお話しいただきました。
経営者さんの集まりということで監督時代のご経験から経営につながるお話もしていただき、ところどころで笑いもありあっという間の90分間でした!
ぜひ実際にお聴きいただきたいです🤲✨

控室では主催の方々とのご挨拶にも快くご対応くださりながらも、何をお話するか資料の確認を入念にされていました。
ここからも松木先生の熱心であたたかいお人柄を感じました!

まだまだ寒い日が続きそうな予感ですが、
この寒さもウイルスも吹き飛ばす、パワフルな松木先生のご講演はいかがでしょうか😊
お問い合わせお待ちしております!

(文・スタッフK)

 

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2019年7月 矢部輝夫先生の講演を聴いてきました2020/01/28

先日、矢部輝夫(やべてるお)先生のご講演を聞いてまいりました。

今回の講演テーマは『みんなで創る「安全」と「おもてなし」』。

鉄道業に40年以上携わってきた矢部先生。
首都圏のJRだけでも1日に使用する人数は約1400万人。今この瞬間に動いている列車は600本。
それを支えているJR社員は、1万2千人。すごいですね。

鉄道の安全性、信頼性は飛躍的に向上している。その1番いい例が新幹線。
開業してから数十年、お客様を乗せた新幹線が脱線したのはたった1度だけだそうです。
そんなシステムを作ったのも、管理しているのも、運用しているのも人。
では、その安全性や人はどう生まれたのかお話しますと講演スタート。

ヒューマンエラーによる事故は、約8000万回に1回の割合で起こる。
逆に言えば、7999万9999回は、無事に業務完遂できているという事。
これは“人のしなやかさ”によって生み出されている。

では、人のしなやかさとは一体何か。
実例として、昭和44年12月の北陸トンネル特急「日本海」列車火災事故を挙げられました。
当時の国鉄の規則では「トンネル内で火災が起きた場合は速やかに列車を停止させなければならない」と定めていた。
しかし、機関士は「トンネル内での停車は危険」と判断し、トンネルを脱出。
脱出後に緊急停車して、消火作業を行った結果、死傷者はゼロだった。
ところが国鉄は、この機関士の行為をマニュアル通りに従わなかったとして、運転規則違反により処分してしまった。

この火災から3年後、北陸トンネル急行「きたぐに」列車火災事故が発生。
その機関士はマニュアル通りの行動を行い、トンネル内で緊急停止をした。
結果、死亡者30名 負傷者714名と大きな事故につながってしまった。

人は常に変化する環境の中で仕事をしている。
マニュアル通りに仕事を進める事は大切だが、想定内の事故しか対応ができなくなってしまう。
今後は事故が起こってから対応を考える「守る安全」から「チャレンジする安全」へ切り替えていかなければならない、と提言されました。

他にも、矢部先生は鉄道整備株式会社(現JR東日本テクノハートTESSEI)にて
安全につながるための様々な改革を行いました。その一つで有名なのが「おもてなし」です。

テッセイは新幹線車両清掃の専門会社で、いわゆる「3K(きつい・汚い・危険)職場」と呼ばれていた。
かつてはスタッフの士気が上がらない、離職率の高い会社だったそうです。
いまや「奇跡の職場」といわれ、経済産業省の2012年度「おもてなし経営企業選」にも選ばれるほど。
米CNNは新幹線を7分で清掃する技を「7ミニッツ・ミラクル」と報じ、注目されています。

まず社員のモチベーションアップが必要と考えた先生は、仲間同士の挨拶を徹底。
さらにスタッフの地道な“良い行い”をリポートさせる「エンジェル・リポート」を導入。
スタッフ同士が認め合い、ほめ合う文化を作り上げた。
現場から上がる提案や気づきに丁寧に向き合い、ボトムアップによる課題解決にも尽力。

スタッフの制服も一新。
ジャージから爽やかな身だしなみにした事で乗客からも注目され、声をかけられるようになった。
達成感と誇りがスタッフのやる気に火をつけ、こうしてテッセイは新3K(「感謝・感激・感動)を実現しました
最後にエンジェル・リポートを流して講演終了。こちらも必見です。

今回は安全大会でしたが、人材育成に関するご講演をはじめ。
「働き方改革」「スタッフ定着率」「職場内コミュニケーション」など様々なテーマでご対応いただけます
優しいお人柄で、控室でも楽しく談笑させて頂きました。

お問い合わせ、お待ちしております!

(文・スタッフS)

 

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2020年1月 前嶋和弘先生の講演を聴いてきました2020/01/27

弊社お客様ご主催の前嶋和弘(まえしまかずひろ)先生のご講演を聞いてきました。

講演テーマは「アメリカ大統領選の行方と世界、そして日本」。
タイトル通り、主な話題はアメリカ大統領選についてです。
2020年における国際政治の話題トップスリーに入るであろう同選挙。
トランプ氏が再選するのか、それとも民主党の候補が当選するのか――誰が勝つのか。注目が集まりますね。

この20年、アメリカは国内的にも国際的にも大きく変動しました。
きっかけは9.11=同時多発テロ事件。
例えば外交なら、どれだけ敵対しようとも対話さえ出来れば相手の要望がわかります。要望がわかればそれにどう対応するかを考えられますよね。
しかしテロリストが何かをターゲットにする理由は「憎しみ」。憎しみを持つ相手との対話は、不可能に近いものです。

それでアメリカが何をしたかというと、中東などに軍を派遣しテロリストが行動を起こせないよう圧力をかけること。けれどそれには莫大な費用がかかります。
9.11以降、アメリカは一気に赤字の国となったのです。

また、偶然にもほぼ同時期から中国が台頭し始めました。
アメリカの自由貿易に組み込めば中国の国家資本主義も変わるのでは…と思いきやそんなことはなく、経済的に豊かになった中国にしてやられることも増えてしまいました。
前回の大統領選が行われた2016年頃にはもう「こんな状況どうにかしてくれよ」という不満が渦巻いていたのです。

そのためトランプ氏は以下の方針を打ち出しました。
「アメリカは世界の警察官であることをやめる」
アメリカが世界を作っていくのではなく、世界から引いていく路線へ。
トランプ氏は各国に米軍の負担を上げるよう求めるなどこれを過激に押し進めてはいますが、終盤のオバマ政権も方針は似たものでした。
つまり民主党が掲げるものもほぼ同じで、もしヒラリー氏が勝っていたとしても(やり方の差こそあれ)大まかな流れは変わらなかっただろうと言われています。
他にも中国への対応など、共和党・民主党ともに国際的な政策についてはある程度の共通項が存在していました。

一方、国内的な政策については大きく意見が分かれることに
アメリカはこの20年で驚くほど分断されました。顕著に見えるのがトランプ氏の支持率
ギャラップの調査によると、トランプ氏の支持率は就任以降一度も50%を超えたことがありません。
しかし内訳を見ると、共和党支持者の支持率は90%前後、民主党支持者の支持率は5%程度。実に80%以上もの差が開いています。
トランプ氏以前もこのような開きはありましたが、オバマ政権時は70%程度、ブッシュ政権時は60%程度でした。トランプ氏によって一気に分極化が加速したのが分かります。
それだけ大統領の見方が変わったのですが、大統領が進める方向性もまた大きく変わっていったのです。

アメリカ国内には共和党支持者、民主党支持者、無党派がそれぞれ3割程度ずついると言われています。
大統領にとっては、自分を熱狂的に応援してくれる層がいる傍ら何があっても自分を支持しない層が同程度いる状況。後者をこちらに寝返らせるのは困難のため、前者の人々へ大きく還元する政策を打つことが「グレート」とされました。
トランプ氏がイランの司令官を殺害したのも、自分を支持する福音派と呼ばれる層へのアピールだったのでは、とも。

トランプ氏は今回の選挙に向け、大統領に就任したその日に再選の立候補をするという前代未聞のことを行っていました。
立候補したということは選挙運動が出来るということ。トランプ氏の政治献金は民主党候補トップスリーを足してようやく並ぶレベルとか。

再選に意欲的なトランプ氏ですが、民主党支持者の不満も当然あります
司令官殺害はあまりにも過激だったのではないか、気候変動が大変なことになっているのにパリ協定離脱とはどういうことだetc…
自分を支持する層へ手厚い還元をする一方で、トランプ氏は自分を支持しない層をも盛り上げることに。

2018年の中間選挙の投票率は53%でした。これでもさほど高くはないですが、普段であれば4割程度しかないため10%も投票率を上げたことになります。急に10%も投票率が上がった例は過去になく、非常に記録的な選挙となりました。
結果下院では民主党が過半数を超えることに。民主党支持者の大きな意思と怒りが伺えますね。
よって今回さらに波乱となるのは自明の理。共和党だろうと民主党だろうと圧勝という結果にはならないだろうと予想されます。

では今後日本も含めどうなっていくのか、というのは実際のご講演をお聞きください。

 

この日は午前中の講演だったのですが、早朝にラジオへご出演されてからいらっしゃった先生(5時起きだったそうです…)。
講演後も大学の授業へ向かわれるなどお忙しい中ご講演いただきました。ありがとうございます!

大統領選のみならず、アメリカの政治問題についてあればお話可能です。
中国との貿易についても◎ ご相談ください!

お問い合わせお待ちしております(∩´∀`)∩

(文・スタッフHA)

 

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2019年5月 舞の海秀平先生の講演を聴いてきました2020/01/23

先日、舞の海秀平(まいのうみしゅうへい)先生のご講演を聞いてまいりました。

今回の講演テーマは『私の相撲人生』。
「これまでの相撲人生を正直にお話しします。」と講演スタート。

まずTVでは決して話せない内容をズバズバと。会場は大笑いで掴みバッチリでした
(こちらは講演でしか聞けない“裏話”になるため、実際にお聞き頂ければと思います)

会場内の空気も温まったところで、大相撲相撲の世界に入るまでのエピソード
本当は大学を卒業して、山形県内にある高校の社会科の教師になる予定だった。
しかし卒業する2か月前、大相撲入りする決意を固めた。

きっかけは、後輩の急逝。
後輩の父親が言った「生きてさえいてくれたらそれで十分だ。」の言葉を聞いて、
たった一度しかない人生、本当にやりたい事をしたいと思い相撲の道を決めたそうです。

この気持ちを大学相撲部の監督に打ち明けるも、まず訊かれたのは身長について。
169センチです、と答えたらそれは厳しいかもしれないと。
なぜなら、当時は173センチ無ければ認められなかったから。

それでも諦めきれず紹介されたのが出羽海部屋でした。
当時の親方は、第50代横綱 佐田の山関。
大学を卒業し出羽海部屋に仮入門。
3月に大阪で行われる春場所の前に新弟子検査があり、そこで合格すれば正式に入門が認められる。
条件は、173センチ・75キロ以上、内臓検査をパスした25歳以下であること。

検査当日の朝、173センチ以上にするために
鬢付け油(※ロウソクのような見た目・固さのもの)を頭に乗せ、髪の毛で覆い準備完了。
しかし、なぜかその日に限って異常気象により気温がぐんぐん上がる。
結果…油が溶け出し頭はドロドロ、身長を測っていた親方にそれも見つかり叱られ不合格。
失意のどん底で部屋に戻り、その後誰にも言わずに東京へ帰った。

次の検査は2か月後の5月場所。
その日までに何とかしなければ、と思い病院の先生に紹介された
美容外科へ行ったら「頭にシリコンを入れませんか。」と持ち掛けられた。
手術の様子は省略しますが…眠れないほどの激痛だったそうです。

そして2度目の新弟子検査が行われる両国国技館へ。
身体検査を行っていた親方は、第55代横綱 北の湖関。
順番を待っていると、北の湖さんに「痛いだろう。もう少しだから頑張れ」と声をかけられた。
もちろんシリコンの事は誰にも話していません。優しいお人柄が出ていますね。
こうして無事合格。正式に出羽海部屋の入門が認められました。

後日、佐田の山さんへ「どうして根回ししてくれなかったんですか。」と
聞いたところ、笑いながらこう言われたそうです。

 お前は就職先も内定していたし、この世界でやっていくには小さすぎる。
 だから1度目の検査で不合格になり帰った時にはホッとした。
 本当にその体格でやる気があるなら、一度落ちても戻ってくるだろうと確信していたら、
 まさかシリコンを入れて帰ってくるなんて思わなかった。

それを聞いて、これは覚悟を試されていたんだ、と感じた。
佐田の山さんのために、部屋のためにもっと努力して恩返しをしたいと士気が高まった。
厳しくも寛容でユーモアがあり、人の心を動かすお方だったそうです。

土俵とは世の中の縮図かもしれない。
勝つか負けるかだけではなく、人情(情け)、いろんなものが渦巻いている世界。
時代が移り変わりAIが発達しても人情はつくることができません。と締めて講演終了。
その後の質疑にも丁寧に答えていらっしゃいました。

今回の聴講者様は60代以上と、現役時代をお知りの方が中心でしたので登壇時から大盛り上がり。
また相撲をあまり観ない方や学生さんなど若い方が対象の場合でも
現役時代のDVD投影をしてから講演にうつるため、安心してお聞き頂けると思います。

テレビや解説などで大変お忙しい先生ですので、お早めのご依頼がおすすめです。
お問い合わせ、お待ちしております!

(文・スタッフS)

 

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2019年5月 宗次德二先生の講演を聴いてきました2020/01/20

今年5月。長年ご贔屓にしてくださっているお得意様ご主催の、
CoCo壱番屋創業者 宗次德二(むねつぐとくじ)先生のご講演を聞いてきました!

この日もトレードマークの黄色いネクタイを着けていらした宗次先生。なんと1本500円なのだとか!
(前々からお話は存じておりましたが、先生が着けているお姿を実際に見てもちょっと信じられません・・・)
ネクタイの話題に絡めて「そんな馬鹿なことはアルマーニ!」など、ところどころに軽妙なギャグも。

このご講演会の、つい数日前(2019年5月某日)に発表になったニュース。
桐朋学園大学の学長さんから「数ある音楽大学の中で、自前の音楽ホールを持っていないのは自校だけ。夢みたいな話ですが、ホールを作ってもらえないでしょうか?」との相談があった。
実際にどんなところか、建設予定地の見学にも行った。とても素晴らしい土地。
宗次先生は、「努力に努力を重ねている人たちを応援したい。ぜひ協力させて欲しい」と、ホール建設費 約21億円のうち、約8億円を寄付。
※現在、宗次先生はご自身が立ち上げたNPO法人で、愛知県内の学校(部活)に楽器を贈ったり、未来の音楽家のための奨学金制度をつくったり等の活動もされていらっしゃいます!

芸術・文化・スポーツといった分野では、どんなに努力をしても、プロとして食べていけるのはほんの一握りの人たちだけ。
それに比べたら、相応の努力さえすれば、社長業を成功させることなど簡単。
いろんな仕事、大変な業種もあると思うが、自分の会社の業績を右肩上がりにすることくらい、それほど大変なことではない。

宗次先生は25歳で喫茶店を始め、29歳でココイチを立ち上げた。きっかけは、喫茶店の新メニューとして加えたカレーライスにちょっと火がついたことだった。
開店当初から心がけていたことは、心をこめた接客。口コミでだんだんお客様が来てくれるようになった。
ビジネスも、最初は簡単に考えて良い。まずは一歩を踏み出してみる。
そして始めたあとは脇目も振らず、身を捧げるような気持ちでやり続けることが大切。
昨今「働き方改革」と言われるが、経営者にとっての働き方改革は倒れる寸前まで働くこと、と話す宗次先生。
今は年金もあてにならない時代。特別な目標がないのであれば、若く体力のあるうちにとことん働いて将来に備え、人生設計を立てて行動することが必要ではないだろうか。

そして人生設計のお話からの流れで、宗次先生の壮絶な半生を振り返ってのお話に。
天涯孤独の生い立ち、そして想像をはるかに超えた貧しい少年時代・・・。
しかしそれをきっかけに「誰にも頼ることなく、一人で生きていけるようになろう」と固い決意をされたのだそうです。

ご講演のところどころで垣間見ることができる、宗次先生の経営姿勢。
朝から晩まで徹底的に働くこと(長く働けば働いただけ、いろんなアイデアが湧いてくる)。
データよりも、実際の店舗を見て改善点をさがすこと。
毎日の丁寧な掃除を継続することで、ファンになってもらうこと。
そして何よりも、自分で立てた目標に向かって、ひたすら努力を重ねること・・・。
ご講演を聴かれた、弊社お客様でもある経営者の方も「経営者としての熱い信念に心を打たれました!!」とおっしゃっていました。

また、ご講演会後の懇親会へも、なんと最後まで!ご参加くださいました。
ココイチ時代にお付き合いのあった会社の方をはじめ、ご参加者様と懇談いただきました。

私達のことも気にかけて優しく話しかけてくださり、とってもジェントルマンな先生でした!
長年とてもお世話になっている主催者様、そして同業界のお世話になっているお客様にもご挨拶でき、とっても嬉しかったです。
宗次先生、ご主催・参加者の皆様、本当にありがとうございました!

(文・スタッフW)

 

宗次德二先生のプロフィールと講演依頼はこちら

2019年7月 白澤卓二先生の講演を聴いてきました2020/01/08

都内某所にて「いつまでも若々しく生きるために~100歳までボケない101の方法~」をテーマに、白澤卓二(しらさわたくじ)先生にご講演いただきました。

年を重ねても元気でおられる三浦雄一郎さん。
70歳にして、周りから無茶だといわれるも、エベレストに挑戦し成功させ、
さらに75歳、80歳でも見事登頂し、自分のギネス最高齢を書き換えるという偉業を成し遂げた方。

日本人の平均寿命は延び、近年ではいくつになっても、外に出て活動する、もしくは現役で仕事を続けるなど、生涯現役という考え方が広がっている。
白澤卓二先生によると、生涯現役でいるためには、中年期からの健康管理が大切とのこと。

中年期にはコレステロールやがん検診など気になる病気も多いが、特に注意が必要な病気がアルツハイマー病と骨粗鬆症。
この病気にかかってしまうと機能不全に陥ってしまっているため、補助が必要となり、介護の原因となる。

要介護にならないためには、大きく2つのポイントがある。
①足腰がしっかりしていて、自分の足で歩けること
②自分の頭でしっかり考えて、判断できること
こうした幸福な状態で年を重ねることをサクセスフルエイジングと定義されている。

エイジングには成功と失敗があるが、何%の人が成功できているのか?
10年以上前の統計にはなるが、100歳以上で要介護でない人は18%のみ。
そのため現在では平均寿命を延ばすことより、この要介護ではない人を増やすことが必要で、認知症の原因の60%以上を占めるアルツハイマー病をいかに予防するかが、これからの健康課題として重要になる。

ところで、アルツハイマー病と聞くと、どうイメージされますか?
私はますます症状が進んでしまったら、自分ではどうすることもできない大変な病気だと、先の暗い話だと思ってしまいます。
実は、アルツハイマー病は年を重ねて、75歳ごろに発症するものではなく、すでに45~50歳で脳の病変が始まっているそうです。
その頃より原因を積み重ね、症状が現れるのは20年後の75歳前後。
いかに早期発見できるかということが大事であるが、発見する方法が確立しておらず、症状が進んでしまっていた。

しかし、最近画期的なことが発見されて、アルツハイマー病が解決されてなくなると!?
ベストセラーにも選ばれたデール・ブレデセンさんの著書『アルツハイマー病 真実と終焉』によると、アルツハイマー病は原因がわからないのではなく、原因が多い。
36個の原因があり、その原因を拾っていけば治る、とのこと!?
これは家の屋根に36個の穴が開いていて、40歳、50歳になるとアルツハイマー病の原因がその穴を通じて、雨漏りしている状態になっている。
そのため1つの穴をふさぐだけでは治せるわけではないが、ライフスタイルや睡眠はアルツハイマー病へ影響を与えている。

白澤卓二先生は2005年ころより、アルツハイマー病を治療する病気ではなく、予防する病気として訴え続け、ついに日本政府が方針で認知症の数を減らそうという削減目標を出し、予防をターゲットにした政策を打ち出した。

ここで、アルツハイマー病を劇的に改善された事例をお話してくださいました。
それはアメリカの小児科メアリー・T・ニューポートさんが記録したもので、ある彼女の夫は若年性アルツハイマー病で、日常生活、会話もできない末期の状態であった。
彼女は脂が身体によいと学び、ココナッツオイルをオートミールに入れて、夫に食べさせた。
すると4時間の間で、認知症のテストとして使われるミニメンタルステート検査(MMSE)の点数が14点(30点満点)から18点に上がった。

若年性アルツハイマー病は進行性のため、最後は寝たきりになってしまう。
そのため点数が上がるということは、専門家からすると奇跡か詐欺か疑うほどありえないことだった。と熱く語ってくださいました。
本当に奇跡ですよね。
末期で会話もできない状態の夫が、ココナッツオイルで歩いたり、走ったりできるようになったそうです!

その他アルツハイマー病に関わる気を付けるべき点など、とても貴重なお話でした。
事例などを交え、丁寧に解説してくださいました!
人生90年時代といわれる中、最後まで自分の力で生活できるよう、予防に取り組んでいきたいと感じました。

控室でも白澤先生が診てこられた患者さんの感動的なお話や、食についての衝撃的な事実をお話してくださり、とても気さくな先生です。

実際に、多くの方に聴いていただきたいお話ですので、
気になる方は是非一度お問い合わせいただければと思います!
ご連絡をお待ちしております!

(文・スタッフT)

 

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